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“まず魁より始めよ”マイナンバー制度 

Q:いよいよ各家庭に企業にマイナンバーが配布され始めました。8月の“こぶ爺のひとり言”でこぶ爺が私の質問にご意見を頂きましたように、なぜ多くの国民はこのマイナンバーに反対しないのでしょうか。又野党はなぜ国民のために反対しなかったのでしょうか。私は不審に思えてなりません。今一度こぶ爺のご意見を。
(静岡 自動車部品メーカー 人事労務マネジャー 58歳 男性)

 

世論の目が安保法案一色に染まっている中、その間隙をぬって「マイナンバー制度」が実施されます。8月のこの欄でこぶ爺が言ったように、国民がこの制度導入の狙いと矛盾にいち早く気づき声を上げるのが先か、それとも国民が否応なしにマイナンバーがなければ生きづらくなる社会が出来るのが先か、時間との闘いのような気がします。

それにしても日本の野党は安保法案を“戦争反対”といってパフォーマンスを見せたつもりでしょうが、国民にとって本当に必要なものに反対反対と騒いだだけでその反対に国民にとって今は不必要なものにわれわれ国民の代弁者として反対の声を上げないとは野党の役割を全くはたしていないのです。なぜ野党はこの「マイナンバー制度」に反対の声は上げなかったのか、こぶ爺には全く不思議に思えるところです。それとも与野党とも水面下で合意による「マイナンバー制度」であったのか。いわゆる出来レースであったようです。

与党にとっては50年に亘る念願の「国民総背番号制」です。何度も国民の反対に合い廃案を余儀なくされて来たいわくつきの制度です。紆余曲折を経て2012年に民主党政権時代に閣議決定され今日に至っているものです。ですから民主党はマイナンバー制度に反対する訳にはいかないのです。こう考えてみますと何故多くの野党が国民の平和を守る“安保法案”反対一色に染まったのかが分るような気がします。此度のマイナンバー制度の実施は与野党の共同作戦としか思えません。としますと、安保反対デモに駆り出された労働組合、学生連中も野党に上手く利用されたようです。結果無能野党の協力による「マイナンバー制度」の導入となりました。

国民の皆さんは自分の通帳の中味や財布の中を赤の他人に覗かれてどんな気分になるのでしょうか。社会年金機構の情報漏洩を持ち出すまでもなく最大の問題は政府・自治体のセキュリティ・システムなのです。国民は自分の情報を預ける市町村のセキュリティ・システムはどうなっているのか知っているのでしょうか。セキュリティのプロから見れば無防備といって良いでしょう。日本はITセキュリティ後進国なのです。人材も足りません。今後は情報漏洩の度、国、市町村は損害賠償を支払う義務が生じます。国民の税金です。“安保法案”は外交環境変化に対応すべく国民の生命、財産を守るためにも急がなければならない重要な課題だったのですが、「マイナンバー制度」は国民のプライバシーにかかわる課題なので早急に施行する必要はないのです。マイナンバーの目的は行政サービス、税金手続き、災害時の情報共有にあるようです。今後教育、保険、福祉、金融(銀行)、医療(病院)等と情報が追加されるとのこととなると、考え込んでしまう国民が大多数でしょう。早速、マイナンバーが配布されたと思ったら日本郵便による誤配達、一時紛失そしてマイナンバー詐欺の横行です。その上、先月早くも法改正され、あまり議論がないままメタボ検診などの情報が追加されたとのこと。不安を感じない国民はいないのでは。

こぶ爺はどうしてもマイナンバー制度を施行すらなら、まず向こう3年間テストケースとして議員を含む公務員だけ導入すべきと思っております。まず“魁より始めよ”といったところです。情報漏洩や巨大利権等余りにも不安材料が多すぎる「マイナンバー制度」反対しないわけにはいきません。こぶ爺は受け取り拒否です。
11.2

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