« 日本の建設技術を世界に示せ! | トップページ | 日本のマスコミは恥さらし! »

ワタミはブラック企業か?

Q:若手社員に過重な労働を強いて人件費を削り、利益を上げる、いわゆる「ブラック企業」の烙印を押された「ワタミ」で働いていた女性の過労自殺問題で遺族と会社側が東京地裁で和解が成立したとのことです。今年ほど「ブラック企業」と言われる企業の労働問題がクローズアップされたことはなかったのではと思うのですが、この問題の解決法があればこぶ爺にご指導頂きたいのですが。
(東京 ホームセンターマネジャー 38歳 男性)


とてもとても悲しい事件です。
20084月せっかく得た職場(ワタミの子会社ワタミフードサービス)で店舗勤務(横須賀市内の店)となった当時26歳の女性社員が入社後約2ヶ月後に飛び降り自殺した事件です。連日の深夜勤務で残業は月141時間を超えたようです。研修会やリポート作成のため休日もほとんどない状態だったようです。このような企業を“ブラック企業”?と呼ぶようです。運営会社「ワタミ」と創業者で当時社長だった渡辺美樹自民党参院議員らが責任を認めて謝罪し、13400万円を支払うとの和解が決定したようです。ワタミ側は当初法的責任を否定してきていたようですが一転して全面的に非を認めたようです。こぶ爺はさてこれでメデタシメデタシでしょうかと思っております。
ワタミとして見ればこれ以上ブラック企業の批判が高まれば、客離れに歯止めが利かなくなり最悪の事態を招くことに気がついたのでしょう。客商売にとって世の風評ほど怖いものはないことはワタミの経営者なら十分ご存知のはず。当時社長の渡辺氏は“法的責任は見解に相違”と陳述した言動が裏目となったようです。ところで渡辺氏は参院議員は辞めないようです。こぶ爺ならここは創業者らしい決断をして渡辺氏は議員を辞職してワタミの経営改善に専念すべきと進言するところですが。参院議員の替りはいくらでもいますが、ワタミの代表の替りは渡辺氏以外いないと思います。そしてそのようになされることが、渡辺氏とワタミグループにとっての禊であろうと思います。
企業再生にはカリスマ的創業者がおられる場合はその方が率先してリーダーシップを発揮されることが一番有効な手段なのです。それとも参院の歳費は任期6年で、此度の損害賠償(和解金)13400万円以上でしょうからそれを当てるつもりなのでしょうか。失礼ながら議員は3日やったら止められないということですか。とすると一日でも早く憲法を改正して議員を辞めやすくすることも必要かもしれません。企業の経営には種々多様なリスクがあります。“ブラック企業”の汚名を払拭することは至難な業です。そうならないよう実効性ある過重労働の防止策を職種別に規模別に検討する必要があるのです。 ところがこぶ爺はこの件を考えるにふと疑問に思うことがあります。
「ワタミ」グループの人事担当社員にも一般企業、組織、社員にも考えて頂きたいことがあります。この裁判を通じ原告、被告の弁護士さんたちがもう十分に調査し、証人尋問をして明らかにしていることと思いますが、このワタミグループでは入社3ヶ月以内に(過酷な勤務に耐えかねて)辞職した人はどれくらいいたのでしょう。考えたくもないのですが今まで自殺された人はいたのでしょうか。現在の労働基準法では1カ月170180時間程そして140時間程の残業、休日出勤とのこと、月300時間を書類勤務時間、月25日勤務として112時間勤務この内研修時間は含まれていたと思いますが、レポートを作成する時間は一般企業研修でも勤務時間にはふくまれていなかったのでしょう。入社したばかりでは112時間の(定型)業務は創造(発想)業務と違ってさぞつらかったことと思えます。もし先輩社員、管理職(マネジャー)の支援(サポート)がないとすれば、会社というよりはローテーションを組む管理職の責任と言わざるを得ません。それを承知で新入社員に勤務させたとしたらパワハラかもしれません。
米国から来た飲食店チェーン店のシステムは1%社員に99%のアルバイト・パートで店舗の運営をし、労務コスト(人件費)を最少にすることにより収益を伸ばす仕組で成立しているのです。ところがアルバイト・パートはシフトを組んでいても、休日を勝手に取得することがあり、その時は正社員おそらくその人が新入社員であっても、シフト上のしわ寄せ行くのです。しかしこのワタミの件はそれが毎日となると先程言ったようにイジメ、パワハラ、店長はじめワタミグループの管理者の能力の未熟さが原因となるようです。
小規模な町工場でもこんなバカなことは起きないような出来事が起きたのでしょう。それから26歳のこの新入社員なぜ逃げなかったのでしょうか。大昔タコ部屋というのがあり、一旦ここに入ると(この組織に入ると)二度と逃げ出せないという反社会的組織があったと聞いております。こぶ爺は今のこの時代タコ部屋れと同じようなしくみがあるとはただただ驚くばかりです。もしそうであれば刑事事件にならなかっただけよかったと思ってください。新入社員が間違って入ってしまったこのワタミグループには、創業者の立派な“経営理念”があり“マニュアル”がある企業の店舗を預かる管理職(店長とかマネジャー)が新入社員の指導方法も知らぬとは、上も上なら下も下といったところでしょう。今までワタミグループは誰が誰に対して何を教えていたのでしょうか。まずは教育体系と社員研修のプログラム改訂から始めて下さい。
12.26

« 日本の建設技術を世界に示せ! | トップページ | 日本のマスコミは恥さらし! »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 日本の建設技術を世界に示せ! | トップページ | 日本のマスコミは恥さらし! »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ