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訴訟取り下げを願う!

Q:1026日 石巻市立大川小学校の児童23人の遺族らが市と県を相手取った23億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が出ました。仙台地裁は142658万円の支払いを命じる判決をいい渡しました。この件これで良かったのかスッキリしません。こぶ爺は石巻でも防災セミナーを開いているとのこと、どう思いますか教えてもらえたらと筆をとりました。
(宮城 建設技術者 46歳 男性)

 東日本大震災で被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。実はこぶ爺はこの判決の出た当日にくしくも石巻で宿泊しておりまして、午後からのセミナーを前に大川小学校をお訪ねし、お線香をあげさせて頂きました。ついこの間のことです。あの地区にしてはびっくりする位の鉄筋コンクリートの立派な構造物でした。いつ頃建てられたかは存じ得ませんが、良くこれだけの建物を建てられたと思います。その建物が無残な形となって当時を物語っておりました。
さて本題に入ります。ポイントは2点だと思います。大川小学校の管理者(主として校長先生方)に責任はあったのかということ。そして判決内容特に賠償金額はどうかということではないでしょうか。まず第1点の管理者の責任ですが、明らかに生徒の命を預かるべき先生方としてはなぜ?と問うしかありません。(当日、校長先生は不在だったとのこと)現地見てわかることですがなぜ裏山に避難を誘導させなかったのか。こぶ爺は不思議な思いをします。確かにその場にいればどなたも気が動転したと思いますがこぶ爺のように防災。事業継続計画(BCP)のコンサルティングをしているものから見れば第2次避難先は校庭でよいのです。正解です。その校庭には74人の生徒と職員先生方10人そして地域の住人も避難先としておられたようですが、なぜ50分間もその場に居たのかまったく理解に苦しむところです。ましてや5年生が4人裏山に登り「こっちへこ-い」と全員に大声で叫んだとのこと(この4人は生存できました)全員が裏山に登れば助かったのです。登り口まで100mほど。普段、野外授業で生徒たちは登りなれていたとのことです。1~2分もあれば登れます。こぶ爺でも登れました。津波対策はただ一つ高い所へ逃げること。これにつきます。なぜ津波の来る方向へ逃げる誘導を出したのか、その指示は一体どなたが出したのか、理解に苦しむことです。学校側は津波の際の避難先がマニュアル(避難計画書/防災計画書だと思いますが)に明示されていなかったということも不思議なことです。一体の学校の管理者たちはマニュアルとおり訓練していなかったのでしょうか。生徒の命を預かる先生方は全員思考停止していたとしか考えられません。マニュアルとおり訓練していたらこのような惨劇は起こらなかったはずです。ところで大川小学校では校長先生が不在の時はどなたが防災リーダーだったのでしょうか。小学校側の罪はたいへん重いものがあります。
次のポイントは判決賠償額はというところですが1人1億円23人の訴訟(あと51人は訴訟に参加しなかったのでしょうか)分として23億円の要求に対し14億円余りの支払い命令だったのですが、この金額が多いのか少ないのか良く分かりません。子供が亡くなってお金で決着をつけようなんて親はいないと思います。県も市も親御さんもこのような訴訟を止めるべきです。子供も決して喜んでいないでしょう。宮城県も石巻市も賠償金は県民、市民の税金です。県が支払う市が支払うのではありません。宮城県民、石巻市民の皆さんが支払うものです。まずは県も市も子供たちに謝罪することです。大川小学校の管理者の非を認めることです。
74人1人当たり1000万円~2000万円として7億4千万~14億8千万円のお見舞金を速やかにお支払いすべきではないでしょうか。訴訟費用葬儀費用は県市が支払うべきです。ところで弁護士費用はいくら支払うのでしょうか。このような案件ですと弁護士さんはボランティアなのでしょうか。いささか興味があります。(失礼!)
石巻の悲劇もあれば釜石の奇跡もありました。どこがどう違うのか大川小学校の生徒さん達が我々に教えてくれています。改めて被災された皆様には心よりご冥福を申し上げます。
11.6

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