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ハードよりソフトで減災を

 Q:22日午前6時出勤前、福島県沖を震源とする地震が発災しました。震度は5弱とのことです。先月こぶ爺の防災BCPセミナーをいわき市で受けました。その折“災害は忘れた頃にやってくる”と言われましたがまさにその通りでした。津波は東北から関東の広い地域でも観測され福島県、宮城県には津波警報が発令されましたが、こぶ爺から見て各地の対応に問題はありましたでしょうか。

(福島県 建設業 経営企画室 男性 
56歳)


明け方の地震、さぞ皆さん驚かれたことでしょう。福島、宮城、茨城の海岸沿いにお住いの方には謹んでお見舞い申し上げます。

震度5 M7.4ということで比較的被害が少なくほっとしました。こぶ爺は横浜に居ましたのであまり大きくないとは感じましたが揺れが長かったので多少の怖さを感じました。この時間にすぐTVをつけましたのは、思い出せば20年も前になる阪神淡路大震災以来でした。地震発生から30分後の午前629分に津波の第一波が福島県いわき市に到達したそうですが、貴殿のところもご無事で何よりでした。いわき市の住民の皆さんも日頃の避難訓練の効果はあったようで本当に良かったと思います。しかし一方ではTV報道を含め少し大げさすぎるのではとの声もあるようですが、全員無事となった今だからこそ言えることでしょう。現実津波注意報の出た各県の避難準備情報の対象となった55万人以上のうち実際に避難所に出向いたのは約2.2%の約12,000人にとどまったことでも良く分かります。

今回のことで分かったことは各地において東日本大震災の教訓が生きて、日ごろの避難訓練の成果も確認できたことです。反面、震度5弱、56以上と決めて避難警報を出している自治体、企業もあります。震度の計測に誤差はなかったのでしょうか。津波警報の発令は適切だったのか津波予測に課題はなかったと検証すべきです。こぶ爺は日ごろTVの災害報道で震度2でも、3でもテロップで流されますが、本当にこれで適切かなと思う時があります。震源地と人の体感にもよりますが震度4以上の速報と震度5以上の緊急速報で十分ではないでしょうか。住民の皆さんがTV報道が狼少年にならないためにも再考が必要かもしれません。

それより、地震学者の先生方に申し上げたいのですが、地震大国日本に於いて、明治以来これだけ優秀な先生方が研究してもいまだ地震発災の予測があいまいというのが一番の問題ではないでしょうか。おそらく研究者の先生方は予算がない、人材がいないとおっしゃるでしょうが、本当に今のままの予測で良いのでしょうか。一方政府も政治家も手をこまねいているだけではなく国家として技術的な防災研究環境を整えて頂きたいと日本国民、全員が願っています。

減災ということでハードに多大な税金をかけるぐらいなら地震研究者の育成、研究費用というソフトに税金をかけるべきではないでしょうか。
11.23

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